top of page
logo1.jpg

Other Information​

研究室卒業生の進路

 公立学校教員(北海道,神奈川県)

 北上市(岩手県)

 久慈市(岩手県)

 滋賀県庁

 大樹町

 北海道庁

 室蘭市
 岩手県警

 北海道大学大学院環境科学院

 北海道大学大学院農学院

 北海道銀行

 (株)アイリスオーヤマ

 (株)コロワイド

 (株)西村組

 (株)ほくやく

 (株)ルートインジャパン

 (株)DYM

 (株)Olivier

 ほか

受賞(学生が表彰されたもののみ掲載しています)

2020年10月

2020年度日本造園学会北海道支部大会(ポスター発表奨励賞)

菅原百香・長峯大虎・村上健太郎

「絶滅危惧種の生育場所に石垣はどの程度寄与しているか」

2021年10月

2021年度日本造園学会北海道支部大会(ポスター発表奨励賞)

池田瞬哉・吉田創・村上健太郎

「路面間隙に海崖生植物群落は成立するか?」

2022年10月

2022年度日本造園学会北海道支部大会(ポスター発表奨励賞)

姫野南美・四ツ屋和・村上健太郎

「北海道南部における海浜植生の種組成とその成帯構造」

2023年10月

2023年度日本造園学会北海道支部大会(ポスター発表優秀賞)

大庭夕佳・五十嵐稜馬・村上健太郎

「iPadPro搭載のLiDARは森林調査を効率化し得るか」

過去の卒業論文

2018年度

・函館山林床における絶滅危惧種コジマエンレイソウに関
する基礎研究

・道南地域の海浜植生への都市化の影響

・函館市の孤立林における林床植物の種組成・種多様性に関する研究 ー特に微地形に着目してー

2019年度

・函館山に見られるシダ類 コタニワタリ(Asplenium scolopendrium)の微小生育地の選好性

・道南地域における海浜植物の種組成・種多様性に及ぼす都市化の影響

・シダ植物の一種イワヒトデ(Leptochilus ellipticus)の潜在分布域と気候変動による分布変化予測

・函館山に自生するコジマエンレイソウとエンレイソウの識別に関する研究

2020年度

・函館山に自生するコジマエンレイソウとエンレイソウの生育環境と雑種形成に関する研究

・北海道南部海岸における外来種オニハマダイコン(Cakile edentula)の生育環境について

・絶滅危惧種の生育場所に石垣はどの程度寄与しているのか

2021年度

・函館市近郊の海浜に生育するハマヒルガオの訪花昆虫相

・海岸付近の路面間隙に成立する海崖生植物群落に関する研究

・街路樹空間が都市の植物種多様性保全に活用可能か

2022年度

・北海道南部における海浜植生の種構成とその成帯構造 ―都市化の影響に着目して―

・擁壁が海崖生植物ラセイタソウの代替生育地になり得るか

・北海道南部海岸における外来種オニハマダイコン(Cakile edentula)の生育環境について

2023年度

・iPad Pro搭載の「LiDARスキャナ」を用いた森林調査の効率化に関する研究

・海岸に近い水平的ハードスケープは海崖植物の生育地として活用可能か

・函館市近郊の海浜におけるハマヒルガオ訪花昆虫は周辺の土地利用に影響されるか

FAQ: 本研究室に関心を持っている学生の皆さんへ

Q1. どんな研究を行っているのですか?

 ざっくり言うと、人間活動が生物にどんな影響を及ぼすのかを調べています。また、その知見をもとに、どんなふうにして生物と人間との良好な関係を築けるのかを考えるのが、研究テーマです。

 最近、取り組んでいる具体的なテーマとしては、市街地の硬質な景観要素(壁や石垣)に生育するシダ植物の保全に関する研究や海岸植物への都市化の影響に関する研究、函館山の林床植物に関する研究などを行っています。

Q2. 学生はどんなふうに研究を行っていますか?

 上記の研究を学生にも手伝ってもらっているケースが多いです。テーマは完全に自由に選べるわけではありませんが、学生の希望については個人面談などを通して聞いて、話し合いをもとにテーマを決めています。

 手法としてはフィールドワーク(植生調査、機材を用いた環境調査)が中心の研究が多いのが特徴ですが、一部、実験的な手法も用います。室内ではGIS(地理情報システム)を用いた分析、マップ作成や統計解析を行います。

 なお、学生には、単に卒論を書いて学内で発表するだけでなく、学会などを通して外で発表することを薦めています。毎年、日本造園学会北海道支部では学生が発表を行っていますし、これからの学生にも、学会で活躍してほしいと思っています。教員も積極的に、それらの活動を支援します。

Q3. フィールドワークが嫌いですが、やれる研究はありますか?

 ないと思われます。他の研究室を考えてください。

Q4. 植物が好きではないのですが、やれる研究はありますか?

 ないと思われます。他の研究室を考えてください。

Q5. 植物以外の生物は扱わないのですか?

 扱いたいと思っています。例えば、クモ類やアリ、陸産貝類など。2021年度の学生が訪花昆虫に関する研究を行いましたが、まだ多くはありません。

Q6. シダ植物の研究が多いようですが、シダ植物を扱わなければならないのでしょうか?

 シダ植物を研究する学生よりも、そうでない学生の方が若干多いと思います。シダ植物だけにテーマを絞り込んでいるわけではありません。

Q7. フィールドワークをした経験がありませんが大丈夫でしょうか。

 フィールドワークは教員とともに行うケースが多いので、それほど心配はありません。

 研究テーマの性格上、高山や砂漠のような厳しい環境に行くことも少ないので、体力的に厳しいことは稀だと思いますが、函館山に登れるくらいの体力は必要だと思います。(真夏の暑さに耐える力は要るかもしれません)

Q8. 卒論を書くために何度もフィールドワークに行く必要がありますか?

 一言では答えられませんが、そういうテーマを選んだら、何度も行く必要があります。どちらかというと、室内で考えて迷っているようなら、フィールドに出て、ものを考えてほしいと思っている方です。

 フィールド調査との関係で注意してほしいのは就職活動の時期です。動植物を扱う研究室なので、対象とする生物の季節反応に対応した調査が必要です。北海道南部では4月の終わりから10月いっぱいくらいが植物の調査時期ですが、例えばエンレイソウのような春植物ならば4月の末から5月に集中的に調査を行わなければいけません。シダ植物のような比較的、調査する季節の幅が広い生物もいますが、それでも冬場になってからの調査は不可能です。よって、「前期は就職活動に集中して、後期だけで卒論をやってしまいたい」というような要望には応えることができません。

Q9. 研究室に配属されるまでに身につけておくべきスキルはありますか?

 GIS(地理情報システム)。最近はQGISなどの高機能でフリーのソフトがありますので、レポート作成などを通して普段から使っておいてほしい。統計学にも関心を持ってもらいたい。論文を読むことに慣れておいてもらいたい。情報機器の操作力は、指導教員を追い抜くくらいの気持ちでいてほしい。

 

 

 

bottom of page