日本緑化工学会の全国大会に参加。
ポスター発表もしましたが,1日目は研究集会を企画。
「OECMで活きる!現行自然共生サイトの現状と新制度」(企画者:今西亜友美・岡浩平・小宅由似・福井亘・宮崎直美・村上健太郎)として,OECMに関する研究集会を3年連続で実施しました。
こんな画像載せると,私(村上)が発表したみたいですけど,単に司会をしただけでした。しかも,卑下するわけではないですが,上手ではなかったですねぇ。時間がなかったにしても,もうちょっと内容を絞り込むなど,すべきでしたわ。
新しい法律もでき,自然共生サイトも順調に増えているようで何よりなんですが,事例報告をしてもらった2件の自然共生サイトも,特にデメリットはないという感じでした。
良いことづくしなのは,これから申請しようとしている団体にとっても励みになる結果だと思いますので,それはよいのですが,研究集会の趣旨としては,現行の自然共生サイトの問題点が何も抽出できなかった感じになってしまったのはちょっと残念でした。
個人的には,いろいろあるように感じていて,何も問題点がないわけはなく,これから出てくる段階だとは思います。まだ正式に動き始めて1年ちょっと,という状況なので,「まだ問題点を言われても・・・」ということなのかもしれませんね。
北大の北岡先生からの話題提供の中で,「今,自然共生サイトに申請しないことのリスクの方が大きかった」というお話があって,それが大変,印象的でした。
画像は福井亘先生の撮影画像を借用させてもらいました。福井先生,ありがとうございます。
・「自然共生サイト,申請する? 新制度の紹介と登録サイトの歩み」(趣旨説明) 小宅 由似(香川大学 創造工学部)
・「生物多様性増進活動促進法制定の背景と新制度の概要」 則久雅司(環境省九州地方環境事務所)
・「自然共生サイト登録への道」 江口則和・谷地俊二・立脇隆文(人間環境大学環境科学部)
・「大学が自然共生サイト認定・OECM登録に取り組む意義」 北岡真吾(北海道大学サステイナビリティ推進機構)・愛甲哲也(北海道大学大学院農学研究院)
・司会:村上健太郎(北海道教育大学教育学部)
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