鉄道高架下のシダ
- Kentaro Murakami
- 2024年12月9日
- 読了時間: 1分

東京へ行く機会があったので,暇な時間に鉄道の高架下を歩いてみました。このように,東京都心ですが,シダがビッシリのところも。ここは,ホウライシダやイヌケホシダが多いようです。
経験上,鉄道の高架下は変なシダが出るので,ちょっとした研究テーマになるのではないかと思うところもあったので。

ちょっとわかりづらいですが,柱の下側にあるシダがナチシダのようでした。
以前,イヌケホシダやイシカグマ・モエジマシダで北上や都市への分布拡大を報告したように,最近はナチシダも北上,分布拡大傾向のようです。
ややこしいのはナチシダは森林植物で,北限域ではレッドデータに掲載されるような種ですが,園芸品も出回っているそうで,都心部でも見かけることが多くなっているとか。まだ東京都内は本種が定着できる気候ではないのではという考察もありますが(堀・志賀, 2023: 近年のナチシダの分布拡大は一時的な逸出か: 日本シダの会会報, 4(64)),よく見ていく必要がありそうです。

その他,出現頻度が高いのはナガバヤブソテツ。
計数すると,イヌケホシダ,イノモトソウ,ナガバヤブソテツが多数派になりそうな感じですね。
最近はモエジマシダも増えてきているようです。
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