Lab. of Kentaro MURAKAMI​

重慶の壁植生に関する論文が出ていました。 Huang, L. et al. (2019) Masonry walls as sieve of urban plant assemblages and refugia of native species in...

10月最終週から11月にかけて、京都市の市街地に残存する白川石の石垣のシダ植物の調査を行いました。東京農大の張平星先生と京都府大の福井亘先生との共同研究です。函館から学生を連れていくことができなかったのは残念でしたが、代わりに京都府立大の学生さんがたくさん参加してくれました...

10/5に日本造園学会北海道支部大会が北海道大学で行われました。北海道大学や室蘭工業大学、札幌市立大学などから4年生も積極的にポスター発表しており、本学からも学生2名が発表を行いました。 駒谷奈緒子・村上健太郎　函館山に見られる着生シダ類コタニワタリ（Asplenium...

関西へ。 今年は、まだ10月末に科研費の石垣調査（京都市を予定）が残っているのですが、それがなかなか内容が決まり切らず、頭を悩ませています。 しばらくぶりに関西でシダの調査をすると、やっぱり多様性が高いなあと。 函館山など道南の冷温帯林も、西日本とは違ったシダが見られ、それ...

瀬棚町の海岸でナミキソウ（シソ科）を確認。砂浜というよりは、やや内陸の土手に近いところで群生していました。確か、大阪府では絶滅種だったと思います。道南では、ちょいちょいイイ海岸ならば見られる種といった感じです。

プライベートで鹿部町のロイヤルホテルに宿泊。 ゴルフ場でプレイする人向けの施設かと思っていましたが、食事もおいしく、しかも絶景でした。部屋が海側でしたが、逆向きはそれはそれで駒ヶ岳が見えるんだとか。

京都の伝統的な「白川石」を使った石積でシダの調査ができないかと思って、東京農大の張平星先生、京都府大の福井亘先生とともに北白川を散策してきました。酷暑の中でしたが有意義な時間だったと思います。

函館市東部（旧・恵山町、椴法華村）の砂浜で海岸植物の調査。学生の卒論の一環。雨の心配がありましたが、午後には一瞬晴れ間も。調査終了と同時に雨が降ってきたのは、誰かの日ごろの行いが良かったせいでしょうか。たぶん、私ではないと思いますが。 遠くに見える山が恵山。

珍しく卒論でシダをやりたいという学生がおり、函館山で初めてのシダ植物調査。エゾメシダとミヤマメシダがすごく難しい・・・。翌日にものすごく筋肉痛が。

どうしても7月までに書きたい短い報告があって、それのためにちょっとした調査が必要なので、午後からの空き時間を使って1時間ほど車を走らせてきました。 ふと見ると、でっかいナデシコ科の花が・・・？ オオバナノミミナグサ（ナデシコ科）というらしい。 これはかわいらしい。

日本造園学会が茨城県つくば市であり、そこでポスター発表してきました。その前乗りで半日空いた時間を使って生田緑地（神奈川県川崎市）へ行ってきました。ネット情報によるとメタセコアイア林があるとか。以前からメタセコイア林はノベル生態系として面白いと思っていたので、一度見てみたいと...

学生の卒論で函館山のシダ類を調査することになり、今日はその予備調査でした。 今日の函館山は快晴。 クジャクシダ（ホウライシダ科） コタニワタリ（チャセンシダ科） オウレンシダ（コバノイシカグマ科） オシダ（オシダ科）

海岸は、まだ緑が薄いですが、花は咲き始めました。 ハマハタザオ（アブラナ科） オオヤマフスマ（ナデシコ科） ヒメスイバ（タデ科） センダイハギ（マメ科） 去年はあまり良い海岸植物の写真が撮れなかったので、ちょっとこまめに撮影に出ています。撮影だけじゃなくてそろそろ野外調査も...

今年初めての調査。身体がなまっていて（もしくはシンプルに加齢のせいか）、山登りがちょっくらキツかった。 この子はコジマエンレイソウかな？ この子はどうかな？ あれ？これは？

申請していた科研費に通りました。 基盤研究(C)　「都市のハードスケープに生育する生物の多様性　調和生態学的アプローチによる基礎研究」 なんのこっちゃと言われそうなタイトルですが、 壁や石垣のシダを調べようということです（割と簡単）。...

備忘録。 シダの胞子を食べるネズミ。 Arosa, M. L., Ramos, J. A., Quitanilla, L. G., Brown, D. (2011) First report of fern (Culcita macrocarpa) spore...

第66回日本生態学会（神戸）に参加しました。 研究室からは４年生の木戸くんがポスター発表（木戸博哉・西田悠介・村上健太郎，北海道南部地域の海浜植生への都市化の影響）してくれました。 ポスター会場周辺で、ずっと誰かと話し込んでいるだけのような学会になってしまった気が・・・。

卒論発表会があり、計６名の発表がありました。2人で組むと発表時間が倍になるというルールがあって、24分＋質疑応答6分の長い発表時間でしたが、ここに至るまで何度も練習し、全員、時間きっちりに終わっていたのがお見事でした。かなり発表はデキが良かったと思います。質疑応答は、もっと...

環境情報科学センターのポスターセッションに参加。 「市街地の路傍におけるシダ類の気候変動指標化に関する研究　九州、沖縄の事例から」というタイトル。 2年前くらいに筋書きはできていて、速報的なものを以前も発表していたのですが、論文投稿して査読に通らず。その後、沖縄のデータを加...

研究室から3チーム（4年生全員）、函館アカデミックリンクに参加しました。 木戸博哉・西田悠介「道南地域の海浜植生　都市化の影響を受けるのはどんな植物か？」 佐藤千紘・依田あかね「函館山に生育する絶滅危惧植物コジマエンレイソウの生育環境に関する研究」...